2013年09月07日

自動車保険の役割

自動車保険の役割は“巨大経済リスク”の補償

 保険と一口に言っても、生命保険、医療保険、火災保険や自動車保険をはじめとした損害保険など、さまざまなものがあります。中でも自動車保険などの損害保険が対象とするのは、家計では到底対処しきれないような大きな経済リスク。場合によっては数千万円、数億円規模の損害が生じることさえあります。自動車を運転している限り、こうしたリスクを完全に回避することは不可能。だからこそ保険料というコストを負担してでも、備えておくことが大切なのです。

 自動車保険というと、とかく自動車保険の「おトク感」に目が行ってしまいがちですが、まずはこうした大きな経済的リスクを補償する手段であるとの認識を持ち、イザというときにしっかり役立つように、定期的な見直しで契約条件を整えておくことがとても大切です。たとえば、年齢条件が現実の利用状況と合致していなかったり、運転者を限定したまま見直しをしなかったりしては、そもそもイザというとき、保険金を受け取ることができず、いざというときに大変な経済的リスクを抱えることになってしまいます。

 こうした経済的なリスクを回避するための自動車保険だからこそ、お任せしたままや、掛けっぱなしはとても危険なのです。

イザという時、きちんと使いこなすための選び方は?

 自動車保険は現在、基本的な補償にプラスすることができる、さまざまな特約やサービスがあり、目移りしてしまうかもしれません。また、チェックしなければならない項目がたくさんありすぎて、逆にお任せとなってしまうケースもよくあるのではないでしょうか。

 ただ、イザというとき自動車保険をきちんと効率よく使いこなすには、やはり利用する本人がきちんとその内容を理解していなくてはなりません。たくさんのサービスや特約がついていて、どのような事故でもある程度のメリットがありそうであっても、使いこなせなければ“宝の持ち腐れ”です。それになにしろ、特約や有料サービスをたくさんつけることによって、その分負担する保険料も重くなるわけです。

 自動車保険をよく知るプロで、内容をつぶさに理解している場合はともかく、ほとんどの人はあるかどうかはわからない“ イザというとき”に限り保険を利用するにとどまります。よって、できるだけ契約内容をシンプルにしておくことは、イザというときにとっても、現在の家計にとっても理に適うことだといえるでしょう。

 基本的な補償にプラスする特約などは、いざというときのために本当に備えたほうがいいかどうか、できる限り吟味することをおすすめします。

自動車保険・比較検討のチェックポイント

 「自動車保険を比較検討して選ぶ」といっても、本当に難しいものです。とはいえ、どの自動車保険商品も基本構成は大きく変わるわけではありません。以下の点に着目して、絞込みをしてみましょう。

販売ルート(どこで買うか)

 自動車保険を購入するルートは損害保険代理店または通信販売の2つです。通信販売はインターネットや電話で手続きができます。契約および事故の際にはご自身で保険会社とのやり取りをすることになりますが、契約手続きはご自身の都合に合わせて行えます。一方、代理店といっても専業代理店のほか、ディーラーや整備工場なども。また、昨今では保険ショップなど、顧客来店型の店舗もあります。

価格(どの程度の保険料がわが家に適しているのか)

 自動車保険の自由化が進んだ現在、保険料も契約を決めるにあたり大きな要素となりますが、商品により、また販売ルートにより大きく異なりますので、見積もりを見ながら、どこに差異があるのかチェックしましょう。

事故処理サービス(自動車保険のキモ)


 契約時にその質を判断するのが難しい事故処理サービスですが、判断する上で客観的な基準となるのが、どのような体制で事故処理を行うかということでしょう。たとえば、24時間あるいは休日も事故受付サービスの有無、現場急行サービスの有無など。またサービスセンターおよびサービス拠点などの設置数も参考になるでしょう。

自動車保険・比較検討のチェックポイント


満期は年に1度。契約内容をしっかりチェック


 家族は、時間とともに変容する存在です。よって、自動車との付き合い方も、家族のライフスタイルが変わるのに伴い、変化していくものでしょう。たとえば、子供が自動車を運転するようになったとき、また、定年退職を迎えた夫が、独立開業して自動車を日常業務で利用するようになることもあるでしょう。

 したがって、その自動車に付随している自動車保険も、こうした変化に合わせておかなければなりません。イザというときに役立てるための自動車保険だからこそ、折々のニーズに合わせた定期的な見直しがとても大切なのです。

 また、自動車保険は商品改定のサイクルがとても速い保険商品でもあります。前回の契約時にはなかった補償やサービスが、新たに付け加えられていることもしばしば。よりご自身にマッチした補償が、次回の契約時には得られるかもしれません。

 10年や20年など、契約が長期にわたる生命保険とは異なり、自動車保険の契約は通常、1年と短いものです。つまり、大変都合のいいことに、自動車保険には1年サイクルで必ず見直しをする機会がやってくるわけですから、そのチャンスをとらえ、契約内容をしっかりチェックすることをお忘れなく。

契約の途中で自動車の利用状況が変わったら?


 自動車保険の見直しをしなくてはならないのは、満期時ばかりとは限りません。契約の中途で、自動車を買い替えたり、子供が運転免許を取得して、自動車を運転するようになったなど、自動車や運転者の状況に変化があった場合には、すぐに保険会社や代理店に通知して、契約条件を変更しておかなければなりません。契約条件が利用状況と合致していなければ、保険金が支払われないこともあるので注意が必要です。

 なお、自動車保険は自動車によって保険料が大きく変わります。買い替えで車両の入れ替えをする場合には、車検証をはじめ、ディーラーからの見積もりや明細票など、各種の書類をそろえておきましょう。また変更内容によっては、追加で自動車保険料を支払わなければならない場合もありますから、保険料の準備もお忘れなく。なお、買い替える自動車の種類によっては、自動車保険での車両入れ替えができず、新規で契約しなければならないこともあります。いずれにしろ、変更手続きには余裕を持って、早めの対応を心がけましょう。

 なお、うっかり、変更などの通知を忘れてしまった場合でも、一定期間であれば、通知をするまでの間の事故について保険金が支払われる商品もあります。

事故が起こったとき、困らないようにしておこう

 交通事故が起きてしまったとき、どんな人でも気が動転してしまいがちなものです。しかし、"覆水盆にかえらず"です。事故を起こしてしまったことで自分を責めたり、相手に腹を立てたりしても始まりません。できるだけ早く、円満な事故解決が確実になされるよう、まずは気持ちを落ち着けて、冷静な対応を心がけましょう。

 また、イザというときに慌てないためには、日頃から準備しておくことも大切になります。そのため、以下のものを車に備えておけば、事故が起きたとき何をすればいいか、困らずに済みます。(1)事故が起きたときの連絡先一覧(2)任意自動車保険の証券コピー(3)事故の際に記録しておくべきことを箇条書きにしたメモやカード。そして(4)事故のときに連絡先をやり取りしたり、事実関係を記しておくための筆記用具も、イザというとき大いに役立ちます。

 また、昨今はカメラ付携帯電話を持つ人が多数派となってきました。これも、事実関係を記録しておく媒体として利用価値が高いものといえるでしょう。

 次章では、事故から解決(保険金を請求する)までの大まかなプロセスを示していきます。イザというときの参考にしてください。

〔ケーススタディ〕対人事故を起こした場合

「人を轢いてしまった」「対向車と衝突、相手の車の運転者がケガをしてしまった」
⇒まずはけが人の救護を!

〔ケーススタディ〕物損事故(対物事故・車両事故)を起こした場合

 「前を走っていた車に追突、相手の車を破損させてしまった(同時に、自分の車も壊れてしまった)」
⇒けが人がいなくても警察への届出を!

〔ケーススタディ〕自分のケガ

 「ひき逃げに遭った」「電信柱にぶつかり、ケガをしてしまった」
⇒相手がいなくても保険金の請求ができます

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2013年08月05日

自動車保険基礎知識

自動車保険基礎知識

自動車保険を賢く選ぶためのポイント!賢く選ぶために知識を得てから検討しましょう。

業界最高レベル!充実のロードサービス

保険の満期更新や車の買い替えは自動車保険を見直すチャンス。 この機会に自動車保険をきちんと見直してみましょう。

まず、検討したいのが保険料。勧められるままに契約してしまうのではなく、たくさんのサービスを見比べて保険料を確認しましょう。
そこで便利なのが一括見積もりサービス。一度に複数の保険会社の見積もりが取得できますので、比較するのにとても便利です。
一括見積もりはこちら

次に、補償を見直しましょう。保険は万が一に備えるためのもの。単純に補償額を減らそうとするのではなく、 必要だと思えるものは手厚くすることも考えましょう。 車両保険については、他人の車との衝突や接触事故はもちろん、 意外と多い単独事故などほとんどの事故に対応した幅広い補償内容の一般車両保険などを検討してみてはいかがでしょうか。

また、買い替えの際に見落としがちなのが運転者年齢設定です。 車を運転される方の中で一番若い方にあわせて設定するようにしましょう。
さらに、割と知られていませんが既に自動車保険に加入していて、2台目の車を購入した場合に下記の2つの条件を満たすと通常より1等級上の7等級から契約できる割引制度があります。

1) 既契約の車の等級が11等級以上である
2) 2台目の車の記名被保険者と車両所有者が1台目のそれと同一である

条件を満たしている場合は、ぜひ利用しましょう。

保険料の賢い抑え方

自動車保険では、いろいろと条件を設定することで保険料を抑えることが可能になります。保険会社によって違いはあるものの、しっかりと各社の内容を検討して選びましょう。


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免許証の色で代わる保険料
あなたの免許証の色はゴールド、ブルー、グリーン、どの色ですか?
ご契約の車を主に運転される方(保険証券記載の被保険者)の運転免許証の色で保険料が変わります。

きちんと選ぶべし!車の利用目的
車の主な利用目的を限定することで、保険料は変わってきます。業務用、通勤通学用、 日常・レジャー用の3つに区分されており、それぞれに保険料が異なります。 日常・レジャー用にしか利用されない場合は、きちんと選択しておきましょう。

家族のみに限定してお得に
車 を運転する人を記名被保険者とその家族に限定することで保険料が割り引かれる特約があります。 ただし、この場合、記名被保険者とその家族以外の方が運転していた場合に起こした事故に関しては保険金が支払われません。 そのため、たまに近くの親戚、あるいは友人が運転することがある、といった方は注意が必要です。

・記名被保険者の配偶者(内縁を含む)
・記名被保険者またはその配偶者の同居親族
・記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子


ここまで読んでいただいたみなさんは、もう自動車保険の達人!?
以上の基礎知識を習得したら、早速自動車保険の見直しを始めてみませんか?

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