2013年11月07日

免責とは?

自動車保険に入って、送られてきた保険証券をみると「免責」という見慣れない言葉が書かれています。これってどういう意味なのでしょうか?

免責とは?

 車両保険について検討するにあたって、考えなければいけないポイントの一つに、免責金額をいくらに設定するかという問題があります。「免責」というのは、責任を免れることをいいますが、ここで責任を免れるのは他でもない保険会社です。

 これについて保険会社は、契約の際に設定した免責金額と呼ばれる金額を「超える部分について」補償すれば足りることとされています。例えば一般車両保険に5万円の免責金額を設定しておいて、車両の修理代が50万円(車両保険金額の範囲内)の単独事故を起こした場合、支払われる車両保険金は(50万円−5万円=)45万円ということになります。(つまり残りの5万円は自己負担しなければなりません・・・)

 これまでは、初回の事故について5万円程度の免責金額を設定したうえで、特約を付帯することにより一定の場合に限って免責をゼロにするのが一般的でしたが、最近では多くの保険会社で、初回の免責金額をゼロと設定することができるようになっています。

 ここで初回というのは1保険年度(保険始期から終期まで通常は1年間)で最初の事故という意味で、1年間に2回以上の事故を起こした場合に2回目として設定された免責金額が適用されることになります。

車両保険を安くする裏ワザ

 ところで話は変わりますが、保険会社はリスク(事故にあう可能性)に応じて保険料を決めていますので、比較的リスクの高い車両保険は、支払う保険料総額のうち、かなりの割合を占めることになります。しかし、このことは、裏を返せば、車両保険のリスクを小さくすれば、保険料が割安になるということを意味しています。

 これまで述べてきた免責金額については、設定する額が大きければ大きいほど保険会社が負担するリスクは小さくなりますので、初回、2回目以降を問わず、10万円や15万円といった高めの免責を設定することで、保険料を抑えることが可能です。(ただし、保険会社によって設定できる金額は異なります。)

 ちなみに車体車の事故で相手方に過失がある場合には、相手から回収した分は免責の部分に充当されますので、実は全額自己負担になることはそれほど多くはありません。「高めの免責金額を設定することで、緊張感をもって運転することができる。」という考え方もありますので、検討してみてはいかがでしょうか?

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2013年10月06日

入院しても給付金もらえない

えっ、入院しても給付金もらえないの?

「免責日数ってなあに?」
 先日、知人のAさんが6日間入院しました。
 退院後、「この様な時の為に保険に加入しているのだから」と保険会社に連絡したところ、Aさんの加入している保険では今回の入院による給付金は出ないとの事でした。Aさんが保険証券をよく見ると、そこには「入院8日目から」と書いてありました。

 「入院8日目から」という契約の場合、「8日以上入院すれば1日目にさかのぼって給付金が出るタイプ」と「7日目まで一切給付されないタイプ」とがありますが、Aさんの保険は、入院7日目までは給付金がもらえない契約でした。この保障の対象とならない日数のことを免責日数と言います。

 もし、今回のAさんの入院が6日間ではなく10日間だった場合、
10日間(入院日数)−7日(免責日数)=3日分
の給付金が出ると言うことになります。

*がんに特化したがん保険(がん入院特約も含む)に関しては上記の免責日数がなく、入院1日目から保障の対象となるものが一般的です。

免責日数は保険によって違うの?
 入院給付金の免責日数は各保険会社の保険商品によって違いますが、加入時期が古いほど免責日数が長い傾向があり、その日数は4日、7日、14日、20日などとなっています。

 生命保険文化センターの「平成19年度生活保障に関する調査」によると、14日間以内の入院が入院全体の58.2%というデータもあり、現在、加入している保険に不安を感じる場合は、加入中の保険に特約を付けたり、健康であれば見直しをすることで、短期入院から給付金をもらえる契約へと変更することも可能です。

テレビのCMなどで目にする保険はどうなの?
 最近の入院保障タイプの保険は、入院1日目(1泊2日)から対象とするもの、日帰り入院から対象とするものがほとんどです。現状の医学の進歩や長期入院の診療報酬の削減などで、入院日数が短期化している現状に対応した形となっているようです。

手術給付金はどんな手術でも出るの?
 BさんとCさんの2人が扁桃腺の摘出手術をしました。Bさんが加入の保険では、手術給付金の対象になりませんでした。Cさんが加入の保険では、手術給付金として5万円支払われました。

 どうしてこのような違いが出てくるのか確認してみると、Bさんの加入していた保険では、約款で定めた項目に記載した手術、88項目約500種類が給付の対象でしたが、扁桃腺の摘出手術は対象外でした。

 Cさんの加入していた保険は、公的健康保険が適用される手術、約1000種類であれば、給付の対象になるものでした。(メスを使用しない手術や、処置に近いものは対象外)

 手術をした場合に出る手術給付金の金額は、入院給付金日額(入院した際1日に付き給付される金額)に手術の種類に応じた倍数をかけて決まることが多く、Cさんが加入している保険では扁桃腺手術の給付金倍率は5倍でした。

 ひと言で手術給付金といっても、手術の範囲が限定的な商品と公的健康保険が適用される手術は給付対象とする商品があり、また日帰り入院の手術は対象外とされる商品もあるなど、保険商品ごとに内容が異なります。

 上記のように、一見同じように見える医療保険にも「免責日数」「日帰り入院は、給付対象か」「手術の種類による給付金の有無」など細かい違いがいろいろとあります。

 この先入院する事があるか、入院したら何日入院するか、どんな手術をするか、これらはイザという時になってみないと解らない事ではありますが、万が一の時のための保険ですので、しっかりと説明を受けて、よく理解してから加入したいですね。

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2013年09月07日

自動車保険の役割

自動車保険の役割は“巨大経済リスク”の補償

 保険と一口に言っても、生命保険、医療保険、火災保険や自動車保険をはじめとした損害保険など、さまざまなものがあります。中でも自動車保険などの損害保険が対象とするのは、家計では到底対処しきれないような大きな経済リスク。場合によっては数千万円、数億円規模の損害が生じることさえあります。自動車を運転している限り、こうしたリスクを完全に回避することは不可能。だからこそ保険料というコストを負担してでも、備えておくことが大切なのです。

 自動車保険というと、とかく自動車保険の「おトク感」に目が行ってしまいがちですが、まずはこうした大きな経済的リスクを補償する手段であるとの認識を持ち、イザというときにしっかり役立つように、定期的な見直しで契約条件を整えておくことがとても大切です。たとえば、年齢条件が現実の利用状況と合致していなかったり、運転者を限定したまま見直しをしなかったりしては、そもそもイザというとき、保険金を受け取ることができず、いざというときに大変な経済的リスクを抱えることになってしまいます。

 こうした経済的なリスクを回避するための自動車保険だからこそ、お任せしたままや、掛けっぱなしはとても危険なのです。

イザという時、きちんと使いこなすための選び方は?

 自動車保険は現在、基本的な補償にプラスすることができる、さまざまな特約やサービスがあり、目移りしてしまうかもしれません。また、チェックしなければならない項目がたくさんありすぎて、逆にお任せとなってしまうケースもよくあるのではないでしょうか。

 ただ、イザというとき自動車保険をきちんと効率よく使いこなすには、やはり利用する本人がきちんとその内容を理解していなくてはなりません。たくさんのサービスや特約がついていて、どのような事故でもある程度のメリットがありそうであっても、使いこなせなければ“宝の持ち腐れ”です。それになにしろ、特約や有料サービスをたくさんつけることによって、その分負担する保険料も重くなるわけです。

 自動車保険をよく知るプロで、内容をつぶさに理解している場合はともかく、ほとんどの人はあるかどうかはわからない“ イザというとき”に限り保険を利用するにとどまります。よって、できるだけ契約内容をシンプルにしておくことは、イザというときにとっても、現在の家計にとっても理に適うことだといえるでしょう。

 基本的な補償にプラスする特約などは、いざというときのために本当に備えたほうがいいかどうか、できる限り吟味することをおすすめします。

自動車保険・比較検討のチェックポイント

 「自動車保険を比較検討して選ぶ」といっても、本当に難しいものです。とはいえ、どの自動車保険商品も基本構成は大きく変わるわけではありません。以下の点に着目して、絞込みをしてみましょう。

販売ルート(どこで買うか)

 自動車保険を購入するルートは損害保険代理店または通信販売の2つです。通信販売はインターネットや電話で手続きができます。契約および事故の際にはご自身で保険会社とのやり取りをすることになりますが、契約手続きはご自身の都合に合わせて行えます。一方、代理店といっても専業代理店のほか、ディーラーや整備工場なども。また、昨今では保険ショップなど、顧客来店型の店舗もあります。

価格(どの程度の保険料がわが家に適しているのか)

 自動車保険の自由化が進んだ現在、保険料も契約を決めるにあたり大きな要素となりますが、商品により、また販売ルートにより大きく異なりますので、見積もりを見ながら、どこに差異があるのかチェックしましょう。

事故処理サービス(自動車保険のキモ)


 契約時にその質を判断するのが難しい事故処理サービスですが、判断する上で客観的な基準となるのが、どのような体制で事故処理を行うかということでしょう。たとえば、24時間あるいは休日も事故受付サービスの有無、現場急行サービスの有無など。またサービスセンターおよびサービス拠点などの設置数も参考になるでしょう。

自動車保険・比較検討のチェックポイント


満期は年に1度。契約内容をしっかりチェック


 家族は、時間とともに変容する存在です。よって、自動車との付き合い方も、家族のライフスタイルが変わるのに伴い、変化していくものでしょう。たとえば、子供が自動車を運転するようになったとき、また、定年退職を迎えた夫が、独立開業して自動車を日常業務で利用するようになることもあるでしょう。

 したがって、その自動車に付随している自動車保険も、こうした変化に合わせておかなければなりません。イザというときに役立てるための自動車保険だからこそ、折々のニーズに合わせた定期的な見直しがとても大切なのです。

 また、自動車保険は商品改定のサイクルがとても速い保険商品でもあります。前回の契約時にはなかった補償やサービスが、新たに付け加えられていることもしばしば。よりご自身にマッチした補償が、次回の契約時には得られるかもしれません。

 10年や20年など、契約が長期にわたる生命保険とは異なり、自動車保険の契約は通常、1年と短いものです。つまり、大変都合のいいことに、自動車保険には1年サイクルで必ず見直しをする機会がやってくるわけですから、そのチャンスをとらえ、契約内容をしっかりチェックすることをお忘れなく。

契約の途中で自動車の利用状況が変わったら?


 自動車保険の見直しをしなくてはならないのは、満期時ばかりとは限りません。契約の中途で、自動車を買い替えたり、子供が運転免許を取得して、自動車を運転するようになったなど、自動車や運転者の状況に変化があった場合には、すぐに保険会社や代理店に通知して、契約条件を変更しておかなければなりません。契約条件が利用状況と合致していなければ、保険金が支払われないこともあるので注意が必要です。

 なお、自動車保険は自動車によって保険料が大きく変わります。買い替えで車両の入れ替えをする場合には、車検証をはじめ、ディーラーからの見積もりや明細票など、各種の書類をそろえておきましょう。また変更内容によっては、追加で自動車保険料を支払わなければならない場合もありますから、保険料の準備もお忘れなく。なお、買い替える自動車の種類によっては、自動車保険での車両入れ替えができず、新規で契約しなければならないこともあります。いずれにしろ、変更手続きには余裕を持って、早めの対応を心がけましょう。

 なお、うっかり、変更などの通知を忘れてしまった場合でも、一定期間であれば、通知をするまでの間の事故について保険金が支払われる商品もあります。

事故が起こったとき、困らないようにしておこう

 交通事故が起きてしまったとき、どんな人でも気が動転してしまいがちなものです。しかし、"覆水盆にかえらず"です。事故を起こしてしまったことで自分を責めたり、相手に腹を立てたりしても始まりません。できるだけ早く、円満な事故解決が確実になされるよう、まずは気持ちを落ち着けて、冷静な対応を心がけましょう。

 また、イザというときに慌てないためには、日頃から準備しておくことも大切になります。そのため、以下のものを車に備えておけば、事故が起きたとき何をすればいいか、困らずに済みます。(1)事故が起きたときの連絡先一覧(2)任意自動車保険の証券コピー(3)事故の際に記録しておくべきことを箇条書きにしたメモやカード。そして(4)事故のときに連絡先をやり取りしたり、事実関係を記しておくための筆記用具も、イザというとき大いに役立ちます。

 また、昨今はカメラ付携帯電話を持つ人が多数派となってきました。これも、事実関係を記録しておく媒体として利用価値が高いものといえるでしょう。

 次章では、事故から解決(保険金を請求する)までの大まかなプロセスを示していきます。イザというときの参考にしてください。

〔ケーススタディ〕対人事故を起こした場合

「人を轢いてしまった」「対向車と衝突、相手の車の運転者がケガをしてしまった」
⇒まずはけが人の救護を!

〔ケーススタディ〕物損事故(対物事故・車両事故)を起こした場合

 「前を走っていた車に追突、相手の車を破損させてしまった(同時に、自分の車も壊れてしまった)」
⇒けが人がいなくても警察への届出を!

〔ケーススタディ〕自分のケガ

 「ひき逃げに遭った」「電信柱にぶつかり、ケガをしてしまった」
⇒相手がいなくても保険金の請求ができます

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2013年08月05日

自動車保険基礎知識

自動車保険基礎知識

自動車保険を賢く選ぶためのポイント!賢く選ぶために知識を得てから検討しましょう。

業界最高レベル!充実のロードサービス

保険の満期更新や車の買い替えは自動車保険を見直すチャンス。 この機会に自動車保険をきちんと見直してみましょう。

まず、検討したいのが保険料。勧められるままに契約してしまうのではなく、たくさんのサービスを見比べて保険料を確認しましょう。
そこで便利なのが一括見積もりサービス。一度に複数の保険会社の見積もりが取得できますので、比較するのにとても便利です。
一括見積もりはこちら

次に、補償を見直しましょう。保険は万が一に備えるためのもの。単純に補償額を減らそうとするのではなく、 必要だと思えるものは手厚くすることも考えましょう。 車両保険については、他人の車との衝突や接触事故はもちろん、 意外と多い単独事故などほとんどの事故に対応した幅広い補償内容の一般車両保険などを検討してみてはいかがでしょうか。

また、買い替えの際に見落としがちなのが運転者年齢設定です。 車を運転される方の中で一番若い方にあわせて設定するようにしましょう。
さらに、割と知られていませんが既に自動車保険に加入していて、2台目の車を購入した場合に下記の2つの条件を満たすと通常より1等級上の7等級から契約できる割引制度があります。

1) 既契約の車の等級が11等級以上である
2) 2台目の車の記名被保険者と車両所有者が1台目のそれと同一である

条件を満たしている場合は、ぜひ利用しましょう。

保険料の賢い抑え方

自動車保険では、いろいろと条件を設定することで保険料を抑えることが可能になります。保険会社によって違いはあるものの、しっかりと各社の内容を検討して選びましょう。


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免許証の色で代わる保険料
あなたの免許証の色はゴールド、ブルー、グリーン、どの色ですか?
ご契約の車を主に運転される方(保険証券記載の被保険者)の運転免許証の色で保険料が変わります。

きちんと選ぶべし!車の利用目的
車の主な利用目的を限定することで、保険料は変わってきます。業務用、通勤通学用、 日常・レジャー用の3つに区分されており、それぞれに保険料が異なります。 日常・レジャー用にしか利用されない場合は、きちんと選択しておきましょう。

家族のみに限定してお得に
車 を運転する人を記名被保険者とその家族に限定することで保険料が割り引かれる特約があります。 ただし、この場合、記名被保険者とその家族以外の方が運転していた場合に起こした事故に関しては保険金が支払われません。 そのため、たまに近くの親戚、あるいは友人が運転することがある、といった方は注意が必要です。

・記名被保険者の配偶者(内縁を含む)
・記名被保険者またはその配偶者の同居親族
・記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子


ここまで読んでいただいたみなさんは、もう自動車保険の達人!?
以上の基礎知識を習得したら、早速自動車保険の見直しを始めてみませんか?

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2013年07月06日

人身傷害補償保険

人身傷害補償保険

過失割合に関係なく契約者の損害を補償
自由化以降、一般的になった新商品が「人身傷害補償保険」。1998年から保険会社各社によって販売されております。「完全補償タイプ」といった名称で、この保険をセットして販売するようになっています。
「完全補償タイプ」などと言われると、これまでの保険は不完全だったのかと心配になってしまいますが、たしかに従来型セット保険(SAPやPAP)では、どうしても埋めきれない部分があったのは事実です。なぜなら、交通事故でケガをしたり死亡しても、その本人に過失がある場合は、その割合に応じて保険金を相殺(減額)されてしまうからです。
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 たとえば、Aさんが事故を起こして重傷を負い、5000万円の損害が発生したとします。この事故の過失は、Aさんに4割、相手に6割あると判断されました。この場合、5000万円のうち4割分を差し引いた3000万円が相手から支払われますが、残りの2000万円はAさんの自己負担となります。人身傷害補償保険をかけていれば、このようなケースでも、Aさんは自己負担なしで全額受け取れるというわけです。

また、追突や信号無視、センターラインオーバーなど、一方的な事故を起こした場合、その行為をしたドライバーの過失は基本的に100%と判断されるため、相手のクルマの自賠責からはもちろん、その上乗せとなる任意保険からも保険金がいっさい支払われないことがあります。相手に過失がないということは、結果的に自損事故と同じ扱いになってしまうからです。

人身傷害補償保険は、このような事故でも、ケガによる治療費、休業補償、慰謝料などの損害を契約した保険金額を限度に100%補償してくれます。つまり、過失の大小に関係なく、自分の契約した保険会社から損害賠償金を受け取ることができるのです。

保険の対象となる範囲も幅広いので安心です。契約者とその家族が、契約自動車に搭乗中はもちろん、他の車に搭乗中、または歩行中の事故でも、この保険の対象となります。また、通常は相手方との示談が成立してからでなければ保険金を受け取ることは出来ませんが、人身傷害補償保険の場合、契約している保険会社の支払い基準にしたがって、示談の結果を待たずに保険金を受け取ることも可能です。

保険料は従来型と比べて若干高くなりますが、人身傷害補償保険をかけておけば、過失割合による減額や、示談のトラブルを未然に防ぐことが可能です。「完全補償」という表現も決してオーバーではないでしょう。
※特約については、その内容が保険会社各社によって異なる場合があります。詳細については、該当商品の約款等で必ずご確認ください。

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2013年06月06日

無保険車傷害保険

無保険車傷害保険

任意保険未加入車との事故に備える保険
 任意保険加入はドライバーの常識、と言いたいところですが、現実はそうではありません。実は、任意の対人賠償保険への加入率は、公道を走るクルマ全体の約7割、任意の自動車共済を含めても約85%にすぎません。つまり、10台のうち1.5台までが任意の対人保険に加入していないのです。この15%のクルマが死亡事故を起こしたら、自賠責保険の限度額である3120万円(死亡と死亡にいたる傷害までの保険金を合算した金額)までしか支払い能力がないということになります。
「無保険車傷害保険」は、こういった無保険車と事故を起こした場合に備える保険です。契約車に乗っている人が、他車との事故で死亡または後遺障害を被ったとき、相手に損害賠償を請求できるにもかかわらず、相手のクルマが対人賠償保険をつけていない「無保険車」のために十分な補償が受けられなければ、この保険から賠償金が支払われます。保険金額は自分の契約している対人保険と同じ金額ですが、無制限で加入している場合は、2億円が上限となります。

ちなみに、この保険の支払い対象となる「無保険車」とは、次の4つの場合が考えられます。

[1]任意の対人保険がついてないクルマ。
[2]対人保険はついているが、運転者の故意や泥棒運転、年齢条件や家族限定特約の条件に違反しているなどの理由で保険がおりない場合。
[3]対人保険はついているが、その保険金額が被害者の損害額を下回る場合。
[4]ひき逃げなどで加害者が特定できない場合。

 冒頭でも書いたように[1]の条件にあてはまる乗用車だけで、全体の15%を占めるのです。さらに死亡事故では[3]のケースが現実になることも往々に考えられます。また[4]のケースでは、加害者が見つからないかぎり、被害者は泣き寝入りとなってしまいます。こういったクルマと事故に遭った場合に頼りになるのが無保険車傷害保険なのです。

保険の種類によって補償範囲がこんなに違う
 無保険車傷害保険は、SAPやPAPのほか、各社が出している完全補償タイプのセット保険を契約すれば自動的についてくるものですが、セット保険の種類によってその担保範囲が大きく異なるので注意が必要です。

まずPAPでは、被保険者やその家族が、保険契約しているクルマに乗っている場合にのみ、支払いの対象となります。

これが車両保険つきのSAP以上のクラスになると、保険を契約したクルマに乗車中の事故はもちろん、他のクルマに乗っているときや歩行中、2輪車や自転車に乗車中の事故についても対象となります。
たとえば、高速道路の路肩でパンクしたタイヤを交換しているときに無保険車にはねられたようなケースだと、PAPでは支払いの対象になりませんが、SAPならOKです。また、子供が通学中にひき逃げされて加害者が見つからないような場合も、SAPなら保険金が支払われます。
実際に、SAPの無保険車傷害保険に救われた被害者は少なくありません。無保険車との事故という最悪の事態も考慮して保険選びをすることも大切です。

※特約については、その内容が保険会社各社によって異なる場合があります。詳細については、該当商品の約款等で必ずご確認ください。


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2013年05月05日

難解保険用語をチェック!

難解保険用語をチェック!

絶対に必要なものなのに、なぜかとっつきにくい保険の世界。その原因は、保険用語のややこしさにあるのかもしれません。一字違うだけで、まったく意味が違ってしまうというものもありますので、ここでは最低限おさえておきたい用語をチェックしておくことにしましょう。

「保険料(を払う)」
保険を契約する人が、その保険契約に基づいて保険会社に支払うお金のこと。

「保険金(を受け取る)」
事故が起こって損害が発生したときに、保険会社が払うお金のこと。

「保険金額」
保険会社が保険の契約に基づいて支払う保険金の最高限度額を示すもの。<対人無制限>の場合は、対人事故が起こった時には法律上の損害賠償責任として妥当な金額ならば制限なく支払われますが、保険金額を<対人1億円>に設定した場合は、1億円以上の損害が生じても1億円を超える保険金は支払われません。

「免責」
保険金が支払われないこと。保険会社は保険事故が発生した場合、その契約内容に応じて保険金を支払いますが、特定の事柄が原因で起こった場合は、例外として保険金を払わないでよいことになっています。たとえば、契約者が故意に起こした事故や、戦争、革命、内乱、地震、噴火、津波、核燃料物質によって起こった事故などは、大半の保険種目において免責となり、保険金は支払われません。

「免責金額」
事故によって損害が生じたときの、被保険者の自己負担額のこと。保険会社が保険金を支払うときは、この額を差し引いて計算されます。
「被保険者」
保険の補償を受けられる人。特に指定しなければ、通常は「契約者」が「被保険者」となります。契約者と被保険者を別にしたいときは、そのことを告げなければなりません。

「不担保・担保」
不担保は『担保しません』つまり、『面倒はみませんよ』という意味です。担保はその逆で『面倒をみますよ』ということ。年齢条件には必ずこの言葉がついていますので、間違わないようにしてください。
年齢を問わず担保(=全年齢担保):すべての年齢の運転者が保険の対象です。
26歳未満不担保(=26歳以上担保):25歳以下の人が事故を起こしても保険の対象になりませんが、26歳以上の人の事故は対象です。

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